大迫力の「わらアート!」「上堰潟公園」「Taibow! coffee&gelato soft」
(2021.9.24UP)
第11代にいがた観光親善大使の白井さんとやってきたのは「上堰潟公園」。角田浜や岩室温泉などがある西蒲区にある公園です。新潟駅から車で約40分。市街地からは距離がありますが路線バスや「にしかん観光周遊ぐる〜んバス(期間限定)」も通っているので、車がなくても足を運びやすく普段から賑わいをみせています。
※2023年度の「 にしかん観光周遊ぐる〜んバス 」は2023年10月29日(日曜日)までの運行。(土日祝のみ)
角田山の麓に広がる公園内には、
1周2キロメートルの遊歩道や親子連れに嬉しい遊具、
バーベキュー施設や芝生広場、
野鳥が生息する潟などもあり、自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。
四季折々の花も必見!春には桜や菜の花、夏はヒマワリ、10月にはコスモスが見頃を迎えます。
上堰潟公園では9月になると「わらアートまつり」が開催されます。
わらでできた巨大なオブジェが展示されるこのイベントは、平成20年、田んぼが多い西蒲区を舞台に町おこしプロジェクトとして始まりました。作品には、稲刈りの際に出る「稲わら」を使用。武蔵野美術大学の学生のデザインを基に、約1ヶ月かけてわらアート制作サポーターが制作します。
質感を表現するためにゴザを使ったり、わら縄を巻いたりと細部には工夫がたくさん。平安と安泰をもたらすとされている「鳳凰」や、
「七転び八起き」「無病息災」などの意味がある新潟の伝統工芸品「三角だるま」、
疫病退散にご利益があると言われている妖怪「アマビエ」をモチーフにしたものもありました。高さ最大約3メートルのオブジェは大迫力。実際に触ったり、近くに立って記念撮影もできますよ!
期間中の土・日曜日には、地元のお店が出店する「西蒲市場」も開催されます。(画像は2019年度開催時)
公園で遊んだら人気のカフェで休憩
休憩には、公園から徒歩約1分の「Taibow! coffee&gelato soft」がオススメ。
こちらは、堀内広紀(左・兄)さん、育郎(右・弟)さんが、学生時代、北海道で見た景色やおいしいものなど「自分たちがワクワクしたもの」を地元・新潟に届けたいと2016年にオープンしたカフェ。
木のぬくもりを感じる空間でコーヒーなどのドリンクメニューやスイーツを楽しめます。
月替わりのソフトクリームや日替わりの焼き菓子はどれも手作り。育郎さんが作るジェラートも人気です。(ジェラート、ソフトクリームは週末限定)
イチオシは「カフェラテ(500円)」。
淹れるのは、北海道にあるスペシャルティコーヒーの専門店「丸美珈琲店」で修行し、ラテアートの大会に北海道代表として3度出場した広紀さん。
コーヒー豆は日によって変化。今年の秋は、コスモスをイメージした豆をブレンドして使用したそう。軽やかな香りと、まろやかな口当たりを楽しめます。
一緒にいただいたのは「おからのガトーショコラ(330円)」。生おからが入っていてヘルシーなのに濃厚!中にはレーズンが入っています。
一部のメニューはテイクアウトもできるので、ピクニックのお供にもよさそうです。
カウンター席では、春は新緑、秋は稲穂、冬になると雪が積もった角田山を一望できますよ。
新潟の四季を体感できる「上堰潟公園」と「Taibow! coffee&gelato soft」。西蒲区を訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
INFORMATION
上堰潟公園
所在地 : 新潟市西蒲区松野尾1番地
アクセス
・車/北陸自動車道「巻・潟東IC」から一般国道402号経由約20分または新潟市街地方面から一般国道116号明田(みょうでん)交差点から県道46号経由約15分
・バス/にしかん観光周遊ぐる〜んバス : 毎年期間限定で運行(2023年は10月29日(日)までの土日祝日限定)
駐車場:第1駐車場112台・第2駐車場100台
※「わらアートまつり」についてはこちら
Taibow! coffee&gelato soft
所在地 : 新潟市西蒲区松山56-4
アクセス:上堰潟公園より徒歩約5分
電話 : 0256-77-8619
営業時間 : 平日11時〜17時/土日祝10時〜17時
定休日 : 月曜日・不定休