ボリューム満点!「せきとり」の半身揚げ
(2021.9.15UP)
新潟には名物グルメがたくさん!中でも今回は、市民に馴染み深い「半身揚げ」をご紹介します。
第11代にいがた観光親善大使の中島さんとやってきたのは「せきとり 東万代町店」。
「せきとり」は中央区に本店を構える鳥専門店。元祖半身揚げの店で知られ、昭和34年に創業しました。市内には本店を含めて3舗を展開。東万代町店は新潟駅から徒歩約15分とアクセスもよく、地元の人だけでなく県外からの観光客も多く訪れています。
一口では食べきれない!インパクト大のから揚げ
名物「半身から揚げ」を注文。「せきとり」名物半身揚げの誕生は、屋台だった創業当時に遡ります。戦前から養鶏場を営んでいた初代が、子供達に人気のカレーライスからヒントを得てカレー味の半身揚げを提供したところ大ヒット。安くてボリュームがあり冷めても美味しい半身揚げは、新潟名物になったそうです。
作り方はいたってシンプル。厳選した国産のひなどりの半身にカレーパウダーや塩、胡椒、片栗粉をまぶしていきます。味の決め手は鶏油。揚げ油に使うことでカラッと揚がり、鶏肉との相性も良く旨味がさらに引き立ちます。
半身から揚げ(約1,000円前後)。時価なのでその時々で値段は変わります。
注目したいのはその大きさ。中島さんの顔と比べてもこんなに大きい!重さは約500gもあります。
レモンを絞っていただきます。
「すごいジューシー!」
かぶりつくと肉汁とカレーの香りが口いっぱいに広がります。
通の食べ方でさらに美味しく
「高校時代に出会って以来、せきとりの半身揚げのファンなんです」という、店長の羽賀さんからオススメの食べ方を教えてもらいました。
箸で真ん中あたりを押さえて、持ち上げる様に割いていきます。
中島さんも驚くほど簡単にモモ肉やムネ肉、ササミなど綺麗に分けることができました。揚げたてなのでチャレンジする際はやけどにご注意を!
部位ごとに分けることで味の違いが楽しめます。事前に切ってもらうこともできますよ!
常連のお客さんの中にはガーリックパウダーやソースをつけて食べる人も。
「アレンジしても美味しい~!」
追いカレーパウダーなど自分だけの楽しみ方を探してみてもよさそうです!
地酒などドリンクメニューも豊富。アツアツの半身揚げには、冷たいビールがぴったり!十全なすの漬物(350円)や枝豆(470円~)など新潟の旬を感じるおつまみもあるので「出来上がるまで一杯」なんて楽しみ方も。寒くなってくると煮込みも始まります。
「半身揚げ」は持ち帰りや通販もできますが、揚げたてを食べられるのはお店だけ。旅の思い出にいかがでしょうか?
INFORMATION
鳥専門店 せきとり 東万代町店
所在地:新潟県新潟市中央区天明町3-16
アクセス
・バス/新潟駅から空港・松浜線、河渡線、臨港線乗車 新潟駅~万代町~東地区総合庁舎前 降車 徒歩1分
・新潟駅万代口から徒歩約10分
電話:025-247-0600
営業時間 : 16時30分~22時(L.O.21時)
定休日 : 月曜日(例外の場合あり)
HP : http://www.sekitori.net