日帰り温泉でゆっくりくつろぐ。「サウナと天然温泉 じょんのび館」

自然豊かな新潟市には、温泉がたくさん!中でも岩室温泉や弥彦温泉で知られる西蒲エリアの「じょんのび館」は、角田山の麓にある日帰り温泉。今回は、第13代にいがた観光親善大使の高橋さんとご紹介します!

「じょんのび」は新潟弁で「ゆっくり、のんびり」という意味。その名の通り、ゆっくりと過ごせるようになっています。館内は昨年リニューアル。スタッフの手作りの家具からは、ぬくもりを感じられます。

高橋さんも「じょんのびグリーン」の館内着に着替えてリラックス。

温泉は内湯と露天風呂があり、夏になると、周辺が蛍の名所になることから、内湯は「平家蛍の湯」「源氏蛍の湯」、外湯は「平家蛍のかくし湯」「源氏蛍のかくし湯」と名前がつけられています。

福寿温泉は30年前に掘られた天然温泉で、すりきずややけど、慢性皮膚病など幅広い効能が期待できるそう。地元のゆずを使ったゆず湯など季節湯も楽しめますよ。

和風の露天風呂は、まるで高級温泉のような佇まい。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と角田山の自然を満喫できます。

じょんのび館は、サウナも人気。「源氏蛍の湯」にある「森のサウナ」は、2021年に、森林浴デッキを新設してリニューアル。森と一体化したサウナ室として、さらに快適な空間になりました。水風呂は角田山の天然水を使用。夜には、星空を見ることもできますよ!

サウナは、本格的なフィンランド式。土日祝日は、スタッフによる熱波イベントが開催され、その人気はサウナ室の前に行列ができるほど。

この日は、フロントスタッフで熱波師の青島さんによるアウフグースを受けることに。熱した石に水をかければ、水蒸気が昇り、体感温度は100℃以上まで上がります。アロマの調合は、お客さんによって変えるんだそう。時期によっては、地元で作られたボイセンベリーを使うことも。

蒸気を全体に送るため、タオルの振り方も様々。絶妙な温風でほどよく汗をかくことができます。

イベントではお客さんも熱波師体験をできるので、挑戦してみてくださいね。開館前に青島さんが熱波師体験希望者に基本的な扇ぎ方を指導してくれるので、初心者でも簡単に技を習得できますよ!
他にもドライサウナは各浴室に1室づつ、「平家蛍の湯」には地元の薬草を使ったスチームサウナもあります。浴室は日替わり。森のサウナがある「源氏蛍の湯」は偶数日が男性、奇数日が女性専用になるのでご注意を。
※撮影時は、特別に館内着を着用して入浴しています。

温泉を楽しんだら、じょんのび食堂へ。地元の食材を使った料理を楽しめます。「地域のファミレス」をコンセプトにしたメニューは和洋中どれも魅力的!

まずは、サウナ後の体に染み渡る「しそポ」。手作りのしそジュースをスポーツドリンクで割ったオリジナルドリンクです。甘すぎず、酢がアクセントに。

人気メニュー、西蒲区の食材で作った「にしかん飯」は、田舎の味がコンセプト。

ごはんは、甘く大粒な中之口産の特別栽培米のコシヒカリを使用。具沢山のけんちん汁、地元のスーパーでしか手に入らない平野屋豆腐店の冷奴、切り昆布煮、新潟名物のっぺ、人参と大根の紅白なます、手作りのしょうが味噌やようかんはどれも絶品です!

美味しいおかずに箸が止まりません。メニューは月替りなので訪れるたびに異なる味に出会えます。

他にも店長一押し、1日の野菜摂取量の半分が取れるタンメンなど体思いのメニューも充実。西蒲区は酒蔵も多いことから、5蔵の日本酒を1杯500円〜で飲み比べることも。自然を眺めながら、郷土料理を合わせて地元のお酒を一杯なんて楽しみ方もできそうです。

売店には、創業100年以上の老舗・尚古堂(しょうこどう) あめやの温泉まんじゅうやスタッフがデザインしたオリジナルTシャツ、米や酒などお土産にぴったりな商品が並びます。食堂は温泉を利用しなくても使えるのも嬉しいポイント。

今回ご紹介した他にも、休憩スポットや個室もありじょんのび過ごせること間違いありません。周辺には観光スポットが多いので、近くを訪れた際は旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?


INFORMATION

サウナと天然温泉じょんのび館

所在地 : 新潟市西蒲区福井4067番地
アクセス : 【車】「新潟駅」より約45分 / 【バス】「巻駅」前からバスで約15分
駐車場 : あり
電話 : 0256-72-4126
営業時間 : 10時~22時
お食事処営業時間 : 11時~21時30分(L.O.21時)​
定休日 : 第1水曜日、第3水曜日、12月31日(12月、1月は第3水曜日のみ、休館日が祝日の場合は翌日)
HP : https://www.jonnobi.com

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