こだわりの刺身や寿司は必食!新潟の旬を味わえる「旬海佳肴 一家」

第13代にいがた観光親善大使の村山さんが訪れたのは、新潟駅から徒歩約3分の場所にある「旬海佳肴 一家」。毎日、地の河岸から仕入れた鮮魚で作る看板メニューの寿司や刺身をはじめ、旬の食材を使った料理と日本酒など、新潟をまるごと楽しめる店として県内外から愛されている和食居酒屋です。店員さん1人1人の熱い想いから、2016年には居酒屋甲子園で優勝。料理の美味しさはもちろん、活気溢れる雰囲気も人気の理由です。

座敷数は全部で120席。カウンターもあるので1人でも気軽に入れます。

一家では、「新鮮な魚、ミネラル豊富な水、その水で育つ米、その米で作られる日本酒」の新潟が誇る4つの宝を活かしたいと、シンプルながら真似のできないものを追求。「食材の素の旨さをそのまま味わってもらいたい」をコンセプトにした、手間を惜しまない和食や独創性溢れる料理はどれも絶品です。値段もリーズナブルで、専門店に負けない味を、居酒屋価格で楽しめます。

日本酒のメニューも豊富で、新潟県にある全89蔵の銘酒がたくさん!中には、県内でしか飲めないお酒や、プライベートブランドのお酒も。唎酒師の資格を持った店員さんもいるので、迷ったら相談してもよさそうです。

板場に立つのは、板前一筋30年、魚を知り尽くした親方の品田さん。カウンター越しに話が弾む中、まずは刺身の盛り合わせをおすすめしてくれました。

この日の「厳選4種盛り」は、新潟で獲れたすずき、佐渡産のブリ、本鮪の大トロ、のどぐろの炙り。

すずきは、さっぱりとしつつも程よい歯ごたえ、のどぐろは上品な脂身と炙った皮目の香ばしさを感じられます。

続いて、新潟に来たら食べておきたいのどぐろの塩焼き。白身魚のトロと言われるほどの上品な脂がたまりません。お好みでレモンを絞って、大根おろしと一緒にいただきます。美味しさの秘密は、焼く前の一手間。塩水につけることで余分な水分が抜けてしっとり仕上がるんだそう。

美味しい肴に、村山さんも日本酒が進みます。

料理に合わせたのは、新潟でも話題のDHC酒造が造る純米吟醸「嘉山」。県内でも飲めるお店が少ない日本酒です。無濾過原酒のため、すっきりとした喉越しが女性に人気の一杯。日本酒の仕込み水を使用した和らぎ水をサービスしてもらえるのも、お酒好きには嬉しいポイントです。

次は「寿司の盛り合わせ」。来店したほとんどの人が頼むそう。

県内外の旬のネタを使っていて、この日は、きじはた、のどぐろ、あおりいか、蒸しエビ、ブリ、トロなど。シャリには新潟産の米を使用していますが、コシヒカリだけだと粘りの強いためこしいぶきなどをブレンド。時期によって配合も変化します。

白身魚、貝などは淡白な味わいを活かすために塩で、マグロ、ブリといった味の強いネタは旨味を引き立てるために醤油をつけて。シャリに使われてる、親方秘伝のすし酢が風味を引き立てます。軽い握りで、お酒を飲んだ後の締めやつまみにもオススメですよ!

実は、寿司屋で修行を積んだ店員が数名いる一家。その中でも握れるのは「一家寿司検定」に合格した職人のみなんだそう。本格的な寿司を1貫90円〜楽しめるのは驚きです。

最後に注文したのは、一家創業当初から人気の名物「れんこん饅頭エビあんかけ」。親方の故郷五泉市の大口れんこんを使った、なめらかな食感のしんじょうとエビの上には、一番出汁の効いた吉野葛のあんがたっぷりとかけられています。練り込まれたきくらげがアクセント。

上品な香りと味に、村山さんも思わずこの笑顔。湯気まで美味しい、寒い新潟の冬にピッタリの一品です。

この他にも、新潟の旬を楽しめるメニューがたくさん。ぜひお気に入りの一皿を探してみてはいかがでしょうか?

「新潟を元気にしたい。」「食を通じてたくさんの輪を作っていきたい」という想いが込められた「旬海佳肴 一家」。一度訪れたら、通ってしまうこと間違いなしの名店です。他にも系列店として古町に志津川水産もあるので、訪れてみてくださいね!


INFORMATION

旬海佳肴 一家

所在地 : 新潟県新潟市中央区東大通1-11-3
アクセス : 【徒歩】「新潟駅」より徒歩約3分
駐車場 : なし(周辺の駐車場をご利用ください)
電話 : 025-288-6325
営業時間 : 17時30分〜翌0時
定休日 : 不定休
HP : http://1ya.jp

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