野菜の収穫やピザ作りを体験。日本初の公立教育ファーム「新潟市アグリパーク」

収穫体験や動物の餌やりなど体験を通して農業を学べる「新潟市アグリパーク」 。農業に触れ、親しみ、農業を学ぶ場を提供する日本初の公立教育ファームとして、普段は地元小学校などの課外授業や農業を目指す人の就農支援プログラムが行われていますが、休日は魅力的なイベントがたくさん!今回は第13代にいがた観光親善大使の矢部さんと行ってきました。

イベントは月替わりで開催されていますが、今回行うのは定番の野菜収穫とピザ作り。野菜収穫の受付をするため総合案内所へ。

入り口で出迎えてくれたのは大きな凧。アグリパーク のある南区は白根大凧合戦が開催される地域で、大凧合戦に参加しているスタッフが作った凧を見ることができます。受付を済ませたら体験スタート!

人気イベントの一つ野菜の収穫体験。広大な畑では、季節ごとに野菜を栽培。夏はピーマンやトマト、ナスを収穫できます。

新潟といえば日本一の作付面積を誇るナスが有名。漬物に最適な黒十全なすや、やわらかい食感のやきなすなどナスだけで6種類も育てられています。

食べごろの野菜をたくさん収穫。採った野菜はおみやげに持ち帰ることができます。

大きなメロンを発見!春は新潟のブランドいちご越後姫、秋はさつまいもの収穫体験も行っていて採れたての野菜や果物をお土産にできる珍しい体験です。

体験ハウスでは畑で栽培されている野菜や果物を使って、手作りのスイーツや調理体験が予約不要、手ぶらでできちゃいます。矢部さんはピザ作りに挑戦。

材料は自家製のピザ生地と敷地内で採れた野菜やソース、チーズなど。

生地は米粉が70%も使われているのでもちもち。作っているうちに縮むためお皿の端まで伸ばします。

生地を伸ばしたら具材をトッピング。ピーマンやトマトは朝収穫したばかり。苦味の少ないこどもピーマン「ピー太郎」を使うなど子どもでも食べやすい工夫がされています。

出来上がった生地は本格的な石窯で焼いていきます。焼いてくれるのはスタッフさんですが、釜の前で撮影もできるので記念に一枚。

300〜350度の釜に入れること約3分。焼き色がついたら完成です。

香ばしい風味ともちもちの生地が絶品。地元食材をふんだんに使ったピザは一味違います。S、M、Lとサイズも選べるので友人と一緒にオリジナルのピザを作ってもよさそうです。他にも園内で採れた越後姫を使ったアイスクリーム作りなども行っているので挑戦してみてくださいね。

みどころは他にもたくさん。体験畜舎では牛の搾乳、えさやり体験などのイベントも開催されています。大きな牛を近くで見たり、触ったりできるのは貴重な体験。

乾草や野菜を購入できるのでヤギや羊に餌をやることも。癒されること間違いありません。

アグリパーク のある南区は果樹園が多く果物の産地。直売所には秋になるとなしやぶどう、いちじくなど地元の野菜やお米などが市場価格で並びます。お米はお店で精米可能。9月からは新米の時期になるので注目してみてくださいね。

食事を楽しみたい人は敷地内のレストラン「あぐりDining」がオススメ。古民家風の建物では地元の食材を使った料理をリーズナブルにいただけます。

矢部さんが注文したのは夢味豚 ステーキ御膳 1,300円(税込)。夢味豚(むーみーとん)は、県産の美味しいお米、米菓などを食べて育った南区のブランド豚でほかでは味わえない美味しさの霜降りが特徴です。

大根おろしとにんにく、醤油を使ったさっぱりとした味わいのソースはやわらかく上品な脂身と相性抜群。ソースや味噌汁には南区の醸造所の醤油や味噌を使用しています。

ごはんには新潟県産のコシヒカリ、付け合わせには地元の野菜を使用するなど南区の食材を存分に味わえるメニューです。新潟市で採れた平飼いたまごのプリンなどのスイーツや地元野菜を使った限定メニューも見逃せません。

「新潟市アグリパーク」では他にも手ぶらでBBQをできたり、宿泊施設があったりと楽しみ方は様々。新潟市南区を訪れた際は農業の魅力を体験してみてくださいね。

※営業時間や定休日、価格等は令和5年8月現在のものです。変更となる場合がありますので、詳細は店舗へ直接ご確認ください。


INFORMATION

新潟市アグリパーク

所在地 : 新潟市南区東笠巻新田3044
アクセス : 【車】「新潟駅」より約30分 / 【バス】 「新潟駅」から「大野・白根線」乗車「青山」下車、「大野方面行」乗車「上塩俵」から徒歩約20
駐車場 : あり
電話 : 025-378-3109
営業時間 : 9時~17時
定休日 : 無休
備考:調理体験には片付けが含まれます
HP : https://www.niigata-aguri.com

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