新潟の隠れた逸品と出会える。新潟伊勢丹の「NIIGATA 越品」

新潟伊勢丹で展開されている「NIIGATA 越品」をご存じでしょうか。

「想像をこえる、新潟がある。」をコンセプトに、新潟伊勢丹が百貨店独自の視点により、衣食住にまつわる新潟の優れた食やファッション、技術を発信するプロジェクトです。新潟伊勢丹1階にある「NIIGATA 越品」では、さまざまなアイテムを実際に手に取り、購入することができます。
第13代にいがた観光親善大使の高橋さんと一緒に同ショップにお邪魔し、おすすめ商品をピックアップしてご紹介します。

コンセプトの「想像をこえる」という表現には、「お客さま一人ひとりが思い描く新潟のイメージを塗り替える」という意味も込められているといいます。

食・工芸品・ファッションなど、あらゆるジャンルのこだわりのアイテムを取り揃えています。とくにおすすめなのが、食のコーナー。

こちらは津南町の「魚沼産コシヒカリ 雪椿」。「新潟県を代表するお米になってほしい」という思いを込め、新潟県の県木「雪椿」の名前が付けられています。コシヒカリ米の品評会では複数年連続で最高金賞を受賞するなど、評価の高いお米です。「雪椿」の収穫量は、全コシヒカリの中のわずか0,007パーセント。なかなかお目にかかれない、希少価値の高いお米なんです。

最大の特徴は、ふっくらとして透明な粒。ほどよい甘さと粘りが絶品です！
「越品」コーナーでは「魚沼のおいしい水 雪椿」も販売しています。魚沼地域で採水された名水を使用しており、家庭で炊き上げる際に使うとより一層おいしくいただけます。

こちらはNIIGATA 越品オリジナルの「新潟贅沢カレー」シリーズ。カレールウに県産米粉、洋梨のルレクチェ、塚田牛乳の生クリームを使用し、じっくり煮込んだ、新潟らしさあふれるカレーです。隠し味は新潟県産の南蛮えび。これまで活用されることがなくフードロスに繋がっていた南蛮えびの頭の部分を粉末にして使用。県産食材の有効活用にもつなげています。

ごろっとしたお肉がたっぷり入っているのも嬉しいところ。「にいがた和牛」「越後もち豚」「越の鶏」の3種類から選べます。先にご紹介した「魚沼産コシヒカリ　雪椿」と組み合わせて贈るのもおすすめです。

食コーナーの一角に、ひときわ目をひくデザインのお菓子がありました。

こちらは、佐渡市にある人気ベーカリー「Barcery＆Cafeしまふうみ」のクッキー缶。「佐渡の塩」など、佐渡島の自然豊かな環境で育まれた素材を使って丁寧に手作りされています。佐渡島の形をした「佐渡クッキー缶」は一番人気で、販売直後に売り切れることもしばしばあるといいます。

とても綺麗なデザインのパッケージを発見！

こちらは、新潟市江南区「農園CuRA！」のハーブティー。生産から加工までを一手に手掛けるオーナーが、こだわりの栽培方法で大切に育てたハーブを独自にブレンドしています。

「気持ちすっきりティー」など、想像をかき立てるタイトルもポイント。「しっかり香って、ちゃんと美味しい」のコンセプトのとおり、それぞれのキャラクターがしっかりと表現されたおいしいハーブティーです。

こちらは新潟市南区の「ヤマヨ果樹園」のフルーツジュース。新潟で19代続く果樹農家が育てた新潟県の特産品「ルレクチェ」や巨峰を使用した果汁100%、無農薬の濃厚なフルーツジュースです。サイズは180mlと500mlの2種類から選べるのも嬉しいところ。

こちらは三条市の企業「マルナオ」が手がけるお箸。三条市でお寺などの装飾（寺社彫刻）を生業として1939年に創業したマルナオは、緻密な表現力をもとめられる寺社彫刻で培った技術を生かし、箸をはじめ、木製カトラリーなどの生活道具もつくっています。

選び抜かれた素材、うつくしい意匠、そして実用性に優れているところ。こちらは「八角箸」。名前のとおり八角形をしたお箸で、マルナオを代表する商品のひとつ。仏壇や家具に使われる銘木「黒檀（こくたん）」と、人工大理石を組み合わせており、絶妙なバランスが特徴です。結婚祝いなどで購入するお客さんも多いのだそうですよ。

こちらはチタン製品の企画・開発を手がける燕市の企業「ホリエ」のコーナー。優れたチタン製造企業として、日本だけでなく世界各国で高い評価を受けているメーカーです。越品コーナーには主力商品の2重構造チタンタンブラーをはじめ、スプーンなどのカトラリーなども。陳列された商品を見てみると、色鮮やかな商品がたくさんあることに気が付きます。

チタンの発色の色鮮やかさにこそ、ホリエが世界に誇る技術力があらわれています。チタン表面にある酸化膜と呼ばれる層の厚みをナノ単位でコントロールし、発色をコントロールすることで綺麗な色を出しているのだそう。ちなみに1 ナノメートルは、メートルに換算すると、0.000000001 メートル！数字を見ても、加工の難しさと技術力の高さが伺えます。

加工がとても難しいチタンをここまで美しく仕上げられる技術力をもつ会社は、全国的にみてもそれほど多くないのだそうです。

その中に、とても新潟らしい一品を見つけました！

「2重チタンタンブラー（小）」。描かれているのは、越後平野を舞う朱鷺の姿。チタンカラーの加工技術を生かし、色付けと形取りが施されています。2重構造になっているので、保温保冷効果も抜群。ホリエのチタンタンブラーは、創業者の「ビールをもっとおいしく楽しめるタンブラーを」との思いから誕生した製品なのだそう。ビール好きの方にプレゼントすると喜ばれそうですね。

今回ご紹介した商品は、ほんの一部。衣食住にまつわる商品がまだまだたくさんあります。想像をこえる、素晴らしい出会いがきっとあるはずです。ぜひ一度、「NIIGATA 越品」フロアを訪れてみてください。
※商品は取り扱いがない場合もあります。

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