新潟古町芸妓の魅力を体験！舞の鑑賞&お座敷遊び

（2022.1.5UP）

江戸時代、新潟は北前船航路の寄港地として、多くの人が行き交う湊町でした。街には賑やかな料亭が軒を連ね、訪れた人々を古町芸妓がもてなしました。やがて古町は芸妓の街として全国に伝えられていき、古町芸妓の芸とおもてなしの心は、200年の間伝統として引き継がれ、料亭やホテルの宴席などで今なお多くの人を魅了しています。

そんな古町の花街文化を体験するのが今回ご紹介する内容。

芸妓の舞鑑賞やお座敷遊びに特別な作法はございません！わからないことがあっても芸妓にお尋ねください。親切に鑑賞のポイントや遊び方を教えてくれます。

初めての方でも気軽に楽しんでいただけますのでご安心ください。ぜひ古町芸妓の「芸」や「粋」をご体験ください。

今回は、第１２代にいがた観光親善大使の風間さんに体験していただきました。

200年以上の伝統をもつ古町芸妓は、みなとまち新潟を代表する文化のひとつ。最盛期には300名もの芸妓たちが活躍していたといいます。

この日踊りを披露するのは振袖のさつきさん（左）と留袖の菊乃さん（右）。芸妓さんは経験年数によって呼び方が変わるため、古町芸妓では、若手の芸妓を「振袖（ふりそで）さん」、一定の経験を積んだ芸妓を「留袖（とめそで）」さんと呼びます。着物の袖や髪形、帯など色々な違いにも注目してみてくださいね。

まずは、新潟の四季を唄った「四季の新潟」。お姐さんの唄と三味線に合わせて華麗に舞います。

手ぬぐいを持って踊る「新潟おけさ」、お囃子に合わせて四つ竹を鳴らして踊る「新潟小唄」の3曲を披露。

風間さんも見入っていました。日本舞踊は新潟市無形文化財に指定されている市山流、鳴物は望月流。芸妓さんは日々、舞踊や長唄、三味線の厳しい稽古で芸を磨いているそうです。

舞の後は、お座敷遊び「樽拳（たるけん）」を体験。樽をリズムよく叩きながら、じゃんけんをし負ければその場で1回転。

撥（バチ）を持って、風間さんも挑戦です！

じゃんけんに3回連続で勝ったら勝負あり。軽快な音と菊乃さんの掛け声で2人の勢いに拍車がかかります。

リズムに合わせて、回転するのは意外と難しい！

白熱した勝負の末、風間さんが勝ちました！宴席では負けると盃を飲み干さなければいけないんだとか。勝負がつく頃には心地よく酔いが回りそうです。

最後は、芸妓さんと一緒に記念撮影をして体験は終了です。「とても楽しい時間でした！」と風間さんも大満足。

「お座敷に来たことがない方でも、私たち古町芸妓に親しみをもっていただいて楽しんでもらいたいです。」

「今回ご紹介したのは花街の魅力の一部なので、お座敷に来ていただくキッカケになればいいなと思います。」

古町芸妓は予約制ですが、通年行われているのも嬉しいポイント。是非新潟古町芸妓の魅力を体験してみませんか？

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芸妓をお座敷に呼んでみたい方へ

お座敷に芸妓を呼んでみたい方へ、予約方法と料金をご紹介します。

まずは料亭を選んでいただき、お電話にてご予約ください。その際に、芸妓を呼びたい旨をお伝えください。「踊りを見たい」、「予算は○○円で」などご希望に沿って芸妓を手配していただけます。
料亭を通じて芸妓を呼ぶときには花代をいただきます。お時間等は料亭にご相談ください。
>>詳しくは柳都振興の「お座敷」をご覧ください。

芸妓を呼べる料亭

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