サンゴ礁や磯、砂浜など、いろいろな海辺の風景を見ながら進むと、マリンピアのシンボル、日本海大水槽に到着。魚群が美しいマイワシやスズメダイ、顔つきがユニークなアカシュモクザメ、人気のホシエイなど、次々現れる個性的な魚たちに、大人も子どもも釘付けです。
日本海大水槽の底を通るマリントンネルや、ガラスの近くから魚を見るのはもちろん楽しいですが、ベンチに座って水槽全体を眺めるのもおすすめ。水に差し込む光がゆらぐなか、悠々と泳ぐ魚の様子を見ていると、まさに海の中にいるような気分になりました。
他の水槽にも、美しいサンゴ礁、砂からちょこんと顔を出したチンアナゴ、ふわふわと漂うクラゲ、アカムツ(ノドグロ)やホッコクアカエビ(南蛮エビ)など、気になる展示がいっぱいです。新設された育成室では稚魚やクラゲを育てているのでぜひのぞいてみてくださいね。

潮風に包まれる開放的な海岸エリアにある新潟市水族館マリンピア日本海は、日本海側有数の規模を誇る水族館です。市街地からほど近くアクセスも抜群。そんな人気の施設が、2013年7月にリニューアルし、魚や水の生き物たちを、より身近に楽しめる水族館になりました。どんな体験ができるのか、わくわくしながらいざ、館内へ!

マリントンネル
日本海大水槽といえばマリントンネル!
海の底から魚たちを見上げるような感覚を味わえます

日本海大水槽
日本海に生息する魚が約35種、6000点が泳ぐ日本海大水槽
ゆったり泳ぐ魚たちが本当にキレイです
-
ホシエイが目の前をす〜っと泳いでいくと「エイだ!エイが笑ってるよ!」とはしゃぐ子どもたち。確かにキュートな笑顔に見えるんです。
-
マリンピア日本海で生まれ育った、約500尾のアカムツが群れる水槽は見応え十分。
-
砂からちょこんと顔を出す、可愛いチンアナゴに夢中!
-
クラゲ水槽はとっても幻想的。ふわふわ漂う姿に癒されます。

ぷっくり、まんまるのバイカルアザラシは
いつも気持ちよさそうに泳いでいます

新しくなったマリンピア日本海では、館内のあちこちで行われる解説タイムが充実。さらに、展示では触って体験できる仕掛けがたくさん登場しています! それが館内の水槽のあちこちで見かけるハンズオン展示。触って動かすうちに、楽しみながら学べてしまうすぐれモノで、好奇心を刺激してくれますよ。
-
バイカルアザラシのコーナーにあるハンズオン展示は、アザラシの皮下脂肪の量がひと目で分かる仕掛け。自分のお腹周りと比べちゃうお父さんもいるとか!?
-
稚魚→幼魚→成魚と、成長につれて姿が大きく変わる魚を、パラパラまんがで紹介。思わず手にとってしまう仕掛けです
-
ビーバーやナマコ、アメンボにサンゴは何を食べているのかな?いろんな生きものの食べているものに注目したハンズオン。答え合わせはめくって見てね。
体験・学習ゾーンにある「磯の体験コーナー」は、特に子どもたちに大人気!ウニ、ヒトデ、ナマコ、ヤドカリなどに直接触れることができます。スタッフによる磯の生き物解説も随時行われていて、興味深い話を聞くことができます。



さらに新設されたアクアラボでは、スタッフによる生き物の解説が聞ける「アクアラボ体験」を開催。体験開催時間以外は、文も絵もスタッフオリジナルの「マリンピア日本海 みずのいきものかるた」や生きものぬりえ、パズルやトランプなどで遊べます。また、スタッフが手がけたイルカや魚の骨格展示もあり、生きものの体の作りを観察できます。

マリンピア日本海で一番人気のイルカショーも、内容が更に充実!次々と披露される、イルカたちの見事なジャンプに会場が盛り上がります。会場のお客様の中から選ばれた数名の方がステージでイルカを間近に観察したり、水中マイクを使ってイルカが出す音(クリックス)を聞かせてくれるコーナーもありました!

ショーの合間イルカが泳ぐ姿を
近くで見ることができました

イルカショー
何種類ものジャンプを見事にキメてくれるイルカたち


平日・土曜 | ①11:00〜 / ②12:30〜 / ③14:00〜 / ④15:30〜 |
---|---|
日・祝日 | ①10:30〜 / ②11:30〜 / ③13:00〜 / ④14:00〜 / ⑤15:30〜 |
マリンサファリにいる大きな大きなトド「タケ」のお食事タイムも見ごたえ十分。タケが餌を食べる場所が、観覧席からとても近いので、その大きさを実感できますよ。また、体重800kgというタケが、岩から水へ飛び込む様子にびっくり!途中、飼育員さんの合図で、ガオッと声も披露。迫力満点です!
開催日:毎日 / 所要時間:15分
平日・土曜 | ①10:30〜 / ②14:30〜 |
---|---|
日・祝日 | ①11:00〜 / ②14:30〜 |




食事を終えたトドが、水中を泳ぐ様子が、
プールの壁に設けられた窓から見ることができます。
窓が胴体でいっぱいになっちゃうほど、タケの体は巨大!

マリンサファリから外に続く散策路は、周囲に緑がいっぱいでとても気持ちいいエリア。その先にあるのが、約70羽のフンボルトペンギンが暮らすペンギン海岸です。ペンギンたちの故郷をイメージした海岸のような陸地で過ごす様子や、ガラス越しに水中を泳ぐ姿を見ていると、ほっこり癒されます。
開催日:毎日 / 所要時間:10分
平日・土日・祝 | ①11:30〜 / ②13:30〜 |
---|


にいがたフィールド
新潟のあちこちで見られる
水の風景が凝縮された「にいがたフィールド」
メダカやギンブナ、見つけられるかな?


新しく誕生した「にいがたフィールド」は新潟ならではの水環境を再現。砂丘湖、小川、たんぼなど、それぞれに棲む淡水生物を見ることができます。ふかふかの芝生の上を歩けば、大人も童心に返っちゃいますよ。さらに、角田山をイメージした丘には、雪割草が一面に植栽されていて、春の満開の風景が楽しみです。

ミュージアムショップ
帰りはエントランスにあるミュージアムショップへ!
広い店内には海の生き物にちなんだグッズやお菓子がいっぱいです!
施設のリニューアルに合わせて設置した「ハンズオン」展示にぜひ注目してください。クイズ、パラパラまんがなど、スタッフみんなで知恵を出し合って考えたものです。また、スタッフが直接お客様へ解説をする機会も増やしました。磯のいきもの解説や大水槽解説なども用意しています。ぜひ水の生物の面白さを体験してくださいね。
トドやアザラシの給餌も務めている。


サンゴやイソギンチャクの間を泳ぐカクレクマノミは、お客様の人気もの。子どもたちが「ニモだ!」と指さすことも多いのですが、実はニモのモデルは、クラウン・アネモネフィッシュという種類で、カクレクマノミとは別。体の黒いラインがちょっと違うので、調べてみてくださいね。

館内の一角には、幼児用遊具コーナー「キッズファン」があります。お魚の顔のついた遊具がとってもキュート!また、入り口ではベビーカーの貸出があったり、ミルク用のお湯も用意されている授乳室があるなど、赤ちゃん連れのファミリーにうれしいサービスが整っています。
大人(高校生以上) 1,500円 |
小人(小・中学生) 600円 |
幼児(4歳から) 200円 |
所在地 | 新潟市中央区西船見町5932-445 [MAP] |
---|---|
電話番号 | 025-222-7500 |
URL | http://www.marinepia.or.jp/ |
営業時間 | 9:00〜17:00 (夏期は18:00まで延長する場合があります) |
休館日 | 12/29〜1/1、3月の第1木曜とその翌日 |
駐車場 | 750台(無料) |
周辺スポット
-
関屋浜海水浴場
マリンピア日本海からすぐ近くにある関屋浜海水浴場は、18軒の浜茶屋(海の家)が軒を連ねていて、とても賑やかな雰囲気。新潟市内や近郊はもちろん、県外からやってくる海水浴客も多い人気のビーチです。消波ブロックが設置されているので、穏やかな波のもとで遊べます。
DATA新潟市中央区関屋1-24[MAP]
駐車場:650台無料 -
ジェラテリア ポポロ
マリンピア日本海のちかくにあるジェラード店。毎日手作りされる新鮮なジェラードが大人気です。100種類以上あるメニューの中から、12種類が店頭に並びます。一番人気はさっぱりとした味わいの「しぼりたて牛乳」。旬の果物を使ったメニューもおすすめ。
DATA新潟市中央区水道町1丁目5939-37[MAP]
TEL:025-223-6676
URL:http://www.web-popolo.com
営業時間:10:00~なくなり次第終了
定休日:年中無休
駐車場:40台
「新潟市観光循環バス」は新潟駅を起点に、新潟市の中心市街地にある観光施設をぐるりと回るバス。まちめぐりをするときにオススメの交通手段です。バスは「白山公園先回りコース」と、「朱鷺メッセ先回りコース」の2コース。ほぼ同じルートを走るので、途中ですれ違うこともあります。1日乗車券は、その当日は何度でも乗り降り自由。さらに、指定観光施設で1日乗車券を提示すると、料金が割引になる特典があります。この乗車券はバス車内でも購入可能です。さあ、観光循環バスで新潟のまちを満喫しましょう。
観光循環バスマップバスのルートマップ、時刻表とバス停周辺の見どころを紹介しています!
新潟市観光循環バス
資料請求はこちら