祭りの定番「ぽっぽ焼き」!「さんぽ甘」で焼きたてを堪能
新潟の祭りには欠かせない屋台菓子「ぽっぽ焼き」。新発田市を発祥とする黒糖風味の蒸気パンで、幅広い年代に愛されている一品です。
今回、そんなぽっぽ焼きを求めて、第12代にいがた観光親善大使の風間さんと新潟駅南口から徒歩約15分の場所にある「さんぽ甘」にやってきました!
コロナ禍でイベントが少なくなる中、いつでも祭り気分を楽しめる様にと2021年にオープンした「さんぽ甘」。店名の通り、ぽっぽ焼きをはじめタピオカドリンク、スムージーなど、散歩をしながら気軽に食べられるメニューが人気の甘味処です。
早速、定番のぽっぽ焼きを注文。店内では店長の中野さんが毎日、丁寧に焼き上げます。タイミングが合えば作っている様子を見ることもできますよ。
生地に使っているのは、水と黒糖と小麦粉のみ。
味の決め手となる黒糖は、宮古島産の最高級品を使用。
上品な香りとコクを引き出すため時間をかけて溶かすそう。
特注の焼き器に生地を流し込んだら、上の段で焼き、下の段で蒸していきます。
きつね色になったらできあがり!
千枚通しで素早く引き上げる熟練の職人技は必見です。
ぽっぽ焼(15本 / 550円)
焼きたては蒸気を含んでふっくらとした仕上がり。時間が経っても固くならないので、おみやげにも最適です。
持ち帰りもできますが、テーブル席があるので焼きたてを店内でいただけます。
ぱくっ
「懐かしい味がする!」
もっちりと弾力のある食感。あっさりとしつつも、黒糖の香りと甘みが口いっぱいに広がります。
ちょこれーとぽっぽ(10本 / 550円)も人気の一品。
チョコチップは、焼く前に生地に混ぜることで満遍なく行き渡るそう。チョコレートの甘さがアクセントになっていて、一味違うぽっぽ焼きを楽しめますよ。どちらも焼きたてを食べたい場合は、予約がオススメです。
この他にも、気になるメニューがたくさん。
あげぽっぽ(8本 / 550円)は、さんぽ甘のオリジナル商品。
ぽっぽ焼きを一度冷凍して高温、高速で揚げることで外はカリッと中はふわっとした食感に。
生クリームは甘さ控えめで、粉砂糖がかかったあげぽっぽと合わせてもさっぱりと食べられます。
新潟のブランドいちご「越後姫」や、店長・中野さんの出身地・赤塚地区が産地のメロンを使ったスムージーなども人気なんだとか。材料がなくなり次第販売終了なので早めにチェックしてみてくださいね。
新潟市民に愛される名物「ぽっぽ焼き」。旅行のお供にいかがでしょうか。
IMFORMATION
さんぽ甘
所在地 : 新潟市中央区南笹口2-7-1
アクセス : 【徒歩】「新潟駅」南口より約15分 / 【車】「新潟駅」南口より約5分
駐車場:有り
電話 : 025-248-4355
営業時間 : 11時〜19時
定休日 : 日曜、祝日