カップルや女子旅にピッタリ！着物で巡る古町旅

かつて港町として栄えた新潟市。中でも新潟駅から少し離れた古町には、風情のある建物や小径など歴史を身近に感じる場所が多く残されています。そんな街並みを歩くなら、着物がピッタリ！

今回は第12代にいがた観光親善大使の風間さんと市野瀬さんと、まずは着物専門店「和gen」へ。

着物の販売をしているだけでなく、予約をすればレンタルもできるお店です。

人気の理由はレンタルできる着物が豊富なこと。男性用の着物もあるのでカップルでもOK。7,700円〜（着付け料金込み）とお得に借りられますよ！

着付けは約30分で完成！かわいく仕上がりました！それでは、古町から歩いて行ける観光スポットをご紹介します！

「和gen」から徒歩約15分。訪れたのは燕喜館。港町で明治から昭和にかけて活躍した商屋、齋藤喜十郎氏の邸宅の一部が移築、再建された歴史ある建物です。

風格ある佇まいの館の中には、明治建築の意匠を活かした前座敷、奥座敷、居間、露地庭と一体となった本格的な茶室が残されています。

伝統的建築物として国の登録有形文化財にも指定。どの部屋も普段は一般公開（無料）されていますが、華道や茶道などの教室が開かれたり、結婚式の前撮りなどにも使われるそう。

庭には、天気が良ければ出ることも。隣接する白山公園を借景に、美しい景色を眺めることができます。春は桜、夏はハス、秋は紅葉、冬は雪景色など四季によって見え方は変わるので、いつ訪れても違った景色を楽しむことができますよ！

抹茶と干菓子のセット（400円）を注文。和菓子は老舗の和菓子屋「丸屋本店」のもの。夏から秋は枝豆と桔梗など時期によって干菓子の種類は変化します。

いつもと違う雰囲気で飲む抹茶は格別。タイムスリップした気分になること間違いありません！

続いては、燕喜館から徒歩1分。隣接する白山公園へ。市民に馴染みの深い公園ですが、実は明治6年に明治政府に認められた日本で最初の都市公園の一つ。池、築山、花木を配したオランダ風の回遊式庭園で、一部には当時の姿がほぼ残っていることなどから、2018年には国の名勝に指定されました。

歴史を物語るものはこんなところにも。池の中にひっそりと立つのは、戦前から残るラジオ塔。ラジオの普及のために作られ、白山公園にも設置されました。現在も使われていて耳をすますと、音声が聞こえるはずです。

池に咲いている蓮は奇跡のハスと呼ばれていて、岩手県の世界遺産・中尊寺金色堂に所縁のある種子を蘇らせたんだとか。7月頃から咲き始める花の様子は必見です！

散歩を楽しんだら、御菓子司 美豆伎庵 金巻屋へ。金巻屋は1871年創業の和菓子屋さんで、そのこだわりと美味しさから長年市民に愛されている名店です。

店内には、職人が丁寧に作る種類豊富な和菓子が並びます。新潟県産の食材を使った「米万代」などおみやげにピッタリな銘菓も。

中でも、カミフルポッポは、お店のある上古町商店街、通称カミフルのアーケードリニューアルオープンを記念して作られた和菓子。新潟の銘菓ポッポ焼きをアレンジしていて、生地の上品な甘さと香ばしいきな粉クリームが特徴です。クリームは定番の味の他にも、さつまいもなど季節によって変わるそう。店内には喫茶スペースもあり、夏にはかき氷、秋にはパンケーキなど和風スイーツも楽しめますよ！

今回ご紹介した他にも、新潟市には趣のある通りやお店、観光スポットはたくさん！着物を着れば、いつもの旅がさらに楽しくなること間違いありません。

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