1. 新潟市のスポーツ

 新潟市におけるスポーツの歴史は、昭和39年(1964年)に開催された第1順目の国民体育大会開催を契機に大きく動き始めました。昭和40年代には日本のプロ野球と米大リーグの交流戦や国際交流都市とのバスケットボールや卓球、サッカーなどの親善試合がさかんにおこなわれてきました。またピーク期には900以上のチームが登録されるなど「するスポーツ」として早起き野球が活況を呈し、その盛り上がりからプロ野球の公式戦やオールスターゲームなども継続的に開催されています。平成に入ると、Jリーグの誕生、アルビレックス新潟のJ1昇格、2002FIFA日韓ワールドカップやコンフェデレーションズカップの開催などを契機に、新たな市民のスポーツとしてサッカーが親しまれ、競技人口も急速に増え続けています。そして2014年2月 通年型氷上スポーツ施設となる新潟市アイスアリーナが完成すると、市民クラブチームも増え始め、全国規模の大会の開催も決定するなど新たな新潟市のスポーツとして定着しつつあります。その他、マラソンシーズンの幕開けのレースとして県内外から12,000人もの参加者を集める新潟シティマラソンは、全国でも指折りのマラソン大会として毎年10月に開催されています。

野球

©新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ

 新潟市は昭和40年代から早起き野球がさかんに行われ、ピーク期には900を超えるチームが活動をしていました。プロ野球の公式戦やオールスターゲームなども毎年開催され、最近では甲子園での日本文理高校の活躍やアルビレックスBCの地域に密着した活動などにより市民の野球熱は非常に高く、その活動はBBガールズの発足といった女子野球にまで広がりを見せています。市内にはプロ野球公式戦も開催される「ハードオフエコスタジアム」をはじめ硬式野球場が複数存在し、少年野球から社会人野球まで、年間多くの全国・ブロック規模の大会が開催されています。

サッカー

©ALBIREX NIIGATA 2019 シーズン撮影

 新潟市におけるサッカーは、1993年のJリーグ発足、そして2002FIFA日韓ワールドカップの国内候補地に決定することで急速な展開を見せます。数多くのJリーグ公式戦や天皇杯などが開催され、1999年にはアルビレックス新潟がJ2リーグにて活動を開始、2002年のワールドカップ開催を挟み、2003年にJ2リーグで優勝しJ1リーグに昇格すると、サッカーが市民に完全に定着しました。ワールドカップも開催された「デンカビッグスワンスタジアム」はアルビレックス新潟のホームスタジアムであると同時に、数多くの国際大会や代表戦なども開催される日本でも指折りの施設であり、市民のサッカーの聖地となっています。

スケート(氷上スポーツ)

 雪の少ない新潟市にとって、もともと氷上スポーツは多くの市民に愛されてきました。2003年に新潟アイスリンクが施設の老朽化により閉鎖となり、市内のスケーターは上越市のリンクでの活動を余儀なくされていました。そういった市民の声を反映し、「新潟市アイスアリーナ」がアイススケート専用施設として11年ぶりに新潟市に完成。アイスホッケーやショートトラック競技の各種大会も数多く開催されています。さらにフィギュアの子供教室やグループでのリンク貸切予約が殺到するなど、新たな新潟市のスポーツとして定着しつつあります。

その他スポーツ

 多くの体育館や屋外施設を有する新潟市には、様々な競技がさかんに行われています。毎年春には50年以上もの開催が続く全国高校選抜レスリング大会や、bjリーグ アルビレックスBBの活躍により市民に愛されているバスケットボール、北京五輪代表 遠藤由華選手を輩出した新体操、巻地区で町のスポーツとして定着し全国から多くの選手が訪れるホッケー、数多くの実業団の大会が開催される卓球、バドミントン、バレーボール、そして2度の日本選手権開催が予定された陸上競技。いずれの競技もトップレベルの大会が開催されているのと同時に、多くの市民愛好家が存在する新潟市のスポーツといえます。

2. 新潟市の主なスポーツイベント

新潟シティマラソン

 萬代橋や柾谷小路、海岸線の美しい景観をバックに12,000人もの参加者を集める新潟で最大のランニングイベント。フルマラソンの他、11kmのコース設定もあり、県外からも多くのランナーが参加する。

新潟シティライド

 自転車の有効活用によるスポーツ振興を目指し、新潟市が開催するサイクリングイベント。交通規則を順守し、完走を目指すレースで、初心者には新潟島と鳥屋野潟エリアを走る33kmのショートライド、中級者には岩室温泉を折り返す70kmのミドルライド、上級者には市内全域をめぐる120kmのロングライドのコース設定があります。毎年6月に開催され、多くの自転車愛好家が参加するイベントとなっています。

新潟ヒルクライム

 シティライド同様、自転車によるスポーツ振興を目的に新潟市が開催するイベントで、競技性をもったタイムトライアルレースとして毎年9月上旬に開催されています。弥彦山スカイラインを山頂まで自転車で駆け上がる中学生以上7.6km、小学生5.3kmのヒルクライムレース。500名以上の参加者が集い、自転車ブームもあって、参加者が徐々に増え続けているレースです。

早起き野球大会

 昭和41年から続く歴史ある大会で、毎年5月中旬から2ヶ月に渡り市内10以上の会場で熱戦が繰り広げられ、過去には最大で944チームの登録があったこともあります。現在は200チーム程度のエントリーとなっていますが、現在でも日本一の参加チーム数を誇っています。全国との交流もさかんで、中部日本大会、全国選抜大会などへの参加も積極的に行われ、市民の野球熱を支える一大スポーツイベントとなっています。