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今これがいちおし!まちあるき あるいて出会う、みなとまち新潟のうまいもの。

シティガイドとあるく みなとまち新潟 下町お店巡りうんめいもんコース
シティガイドさんに案内してもらう!
「下町お店巡りうんめいもんコース」

下町(しもまち)と呼ばれる、新潟港があった信濃川河口近くのエリアを巡るこのコースは、歴史とおいしいものを、ちょうど良いバランスで楽しめます。神社や小路などを見て歩いていくと、江戸や明治の頃の新潟はさぞかし粋だったのだろうな、と思わせてくれる、隠れた魅力がたくさんありますよ。地元で愛されてきたお菓子もたくさんご紹介します。私もおいしいものが大好きなので、いつもお客様と一緒に楽しんでいます。

新潟生まれの新潟育ち。転勤で他所へ引っ越した時、「ああ、やっぱり新潟はいいな」と感じたことが、ふるさとを見直すきっかけになったという斎藤さん。歴史から食まで幅広い情報を親しみやすく教えてくれるガイドさんです。
新潟シティガイド 斎藤勝子さん
旧税関庁舎の窓に意外な可愛さを発見!

今回のまちあるきは、新潟市歴史博物館・みなとぴあが出発地。5名の参加者に、まず斎藤さんが聞かせてくれたのは、みなとぴあの外観についてのお話。「明治時代に建設された二代目市庁舎をもとに設計されました」と、かつての市庁舎の写真を見せてくれました。見比べると、まさに目の前の本館と同じデザインです。

旧税関庁舎では「ほら、窓が巾着型です」と教えられ、女性陣は声を揃えて「うわあ、可愛い!」と大盛り上がり。お金が入る場所だから巾着、という小粋なデザインを施したセンスに脱帽です。荷揚げ場を再現した場所では、昔の信濃川の位置を示した印も発見。普段なら見過ごしてしまうところに潜んでいる面白さを教えてもらい、得したような気分でまちへ向かいます。

旧税関庁舎 巾着型の窓
願掛け 高麗犬

願掛け 高麗犬

長音寺の彫刻

長音寺の彫刻

港とつながりが深い神社で願掛け

次に訪れた湊稲荷神社は「願掛け高麗犬」で有名。昔は高台のこんもりとした森で、それを頼りに船が入港していたそう。斎藤さんにも勧められ、みな高麗犬を回して願を掛けました。

続く金刀比羅神社も、回船問屋の主人が建てたという、やはり港町ならではの神社。こちらでの願い事は、麻ひもを狛犬の足に巻く「足止め麻ひも」に託します。ここで神社の前で出会ったおばあちゃんと、しばしおしゃべり。「まちあるきは、こんなふうに地元の人と係われるのが楽しいの」と斎藤さん。

ちょうどひと休みしたいタイミングで餅菓子店の「さわ山」に到着し、名物の大福や草餅とお茶をいただいて充電です。さわ山からほど近い長音寺は、見事な彫刻が見どころ。斎藤さんからの「彫刻のなかに亀が何匹隠れているでしょうか?」との出題に、「一匹、二匹…」「ええ~見つからない!」一同、かなり熱中しました。

町屋、小路に感じるかつての風情

まちあるきに戻ると、小路の名前が書かれたプレートが目に留まりました。「新潟は洒落ていた街で、小路の名前も面白い。甚九郎(じんくら)小路で銭拾って、思案小路で思案して、梅屋小路で梅買って、茂作(もさ)小路でもさもさ食べた、なんて唄もあるんですよ」。
この辺りから町の雰囲気が少し変わります。斎藤さんによると「回船問屋や材木問屋が集まっていた地域で、整った街並みだったようです」とのこと。大正時代建築の清廣刃物製作所さんの建物は、その面影を感じさせてくれる町屋造り。この後も、木造の家が見えるたび、斎藤さんがその造りなどを教えてくれました。今も現役の町屋はどれも素敵です。

清廣刃物製作所さんの建物 まちあるきの様子
路地バッグ

路地バッグ

野菜に魚など新鮮な食材を買うことができます

野菜に魚など新鮮な食材を買うことができます

蒲鉾屋の煙突

蒲鉾屋の煙突

大橋屋(初代新潟奉行の下屋敷跡)

大橋屋(初代新潟奉行の下屋敷跡)

観光ガイドについて詳しくはこちら
レトロも魅力!おいしいお土産、続々登場

本町下市場にやってくると、いよいようまいもん巡りに本格突入。この時、持って歩くと便利なのが下町の風景がデザインされた「路地バッグ」。市内協賛店では、このバッグを持っていると特典を受けられるそうです。市民の台所である本町下市場は、商店街に露店が並んでいる市場。斎藤さんおすすめの豆乳ソフトクリームでクールダウンしつつも、目はあれこれと品定めに動きます。

後ろ髪を引かれつつ、市場を後にして歩くと、赤くて太い煙突がいくつも突き出している不思議な建物に遭遇。以前蒲鉾屋さんだったそうですが、まるでアート作品みたいです。「このあたりは、かつて魚を商う人々が住んだ街。その先の港に近い場所は、荷揚げの人足が集まっていた街…」と教えられながら歩くと、かつての新潟の風景が浮かび上がってくるようでした。

その後は、江戸時代から続く「新潟奉行菓子」や「ゆかり」、味噌の香りが香ばしい「浜島せんべい」など、地元で長年愛されて続けているお店へ。お菓子の話を聞いたり、試食を頂いたりしてとても楽しい。

さらに、国登録有形文化財の味噌蔵や、おばあちゃん手作りの味を引き継いだ笹団子のお店も訪ね、気づけばみんなのバッグはお土産でずっしり。ガイドさんと行くまちあるきは、ただ歩くだけでは知りえない、新潟の歴史と素顔に触れることができる体験。出会った方々、そして斎藤さんの笑顔が心に残りました。

まちあるきコース スポット紹介

  • 新潟市歴史博物館 みなとぴあ 新潟市歴史博物館 みなとぴあ

    水と共に歩んできた港町、水都・新潟の歴史と文化を知ることができる博物館。敷地内には本館のほか、旧新潟税関庁舎(30年12月まで休館中)、旧第四銀行住吉町支店などの歴史的建造物がある。

    DATA

    新潟市中央区柳島町2-10[MAP]
    TEL:025-225-6111
    URL:http://www.nchm.jp/
    営業時間:9:30~18:00(4月~9月)、9:30~17:00(10月~3月)観覧券の販売は閉館30分前まで
    料金:大人300円 高校・大学生200円 小・中学生100円(企画展は別途)
    定休日:月曜(休日の場合は翌日)、祝日の翌日(土・日の場合は火曜日)、年末年始など
    駐車場:73台(無料)

  • 湊稲荷神社 湊稲荷神社

    回転する高麗犬が有名な神社。かつて花街の遊女たちが船乗りの出航が延びるように、海が荒れるようここで祈ったと伝わる。

    DATA

    新潟市中央区稲荷町3482[MAP]
    TEL:025-222-6549

  • 金刀比羅神社 金刀比羅神社

    新潟の回船問屋が出雲沖で暴風雨に遭った際、金刀比羅大権現が現れて救ってくれたことに感謝して創建された。

    DATA

    新潟市中央区寄合町4579[MAP]
    TEL:025-222-7591

  • 本町下市場 本町下市場

    「フレッシュ本町」という愛称の商店街に、野菜、生花などを売る数多くの露店も並ぶ下町の台所。客を呼び込む威勢のいい声も響く。

    DATA

    新潟市中央区本町通12番町・13番町[MAP]
    営業時間:8:00~17:00
    定休日:年中無休
    お問い合わせ:新潟市露店管理事務所
    住所:新潟市中央区東堀前通5番町423-2
    TEL:025-222-7818

  • 越後せんべい 浜島 越後せんべい 浜島

    新潟では珍しい小麦粉を主原料とした、昔ながらのほんのり甘いせんべいを提供。店の前を通るとせんべいを焼く香に誘われる。

    DATA

    新潟市中央区東湊町通2-2551[MAP]
    TEL:025-222-8757
    URL:http://www.e-hamajima.com
    営業時間:7:00~19:00

  • 明治屋ゆかり店 明治屋ゆかり店

    新潟で一番古い菓子と言われる「ゆかり」を作り続けている。あられに柚子入り砂糖をかけて作られるゆかりは、熱湯に溶かして味わう。湯呑み茶わんに大さじ1杯入れて熱湯をそそぐ又は熱くした牛乳に入れてもおいしい飲み物になります。焼酎のゆか里割も美味です。夏は氷を入れてアイスで!

    DATA

    新潟市中央区湊町通り一ノ町2599[MAP]
    TEL:025-222-6613
    営業時間:9:00~20:00
    定休日:日曜、祝日

  • 笹だんごのやま路 笹だんごのやま路

    県内産のこがねもち粉、ヨモギ、笹、小豆の品質にこだわって作る笹団子が人気。ぽってりと大きめで、おばあちゃんの手作りの味を伝えている。

    DATA

    新潟市中央区緑町3331-4[MAP]
    TEL:025-223-4545
    営業時間:10:00~17:00
    定休日:日曜日、祭日(3、4、5、9月は祭日営業)、お盆、年末年始

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